ポスターの掲示期限を考える
2025-08-27


私が気になっているポスターがある。ある県道沿いにあるポスターである。一つは自由民主党の岸田文雄前総裁が写っているポスターで、日に焼けてしまって色が薄くなり、コントラストが弱くなってしまっている。いつから掲示してあるのかはわからないが、おそらく岸田氏が総裁として就任して間もなくのことだろう。前総裁をこのまま掲示し続けている意味はどういうところにあるのだろうか。

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もう一つは、岸田前総裁と、公明党の石井啓一前代表が写っているポスターである。こちらが掲示された意図は明確で、令和七年(2025年)1月13日に草加駅東口で行われる街頭演説会を知らせるためのものであるから、この日以前であることがわかる。ここでわからないのは、この街頭演説会が実際に行われたのかどうか、ということである。というのは、岸田氏は2024年自民党総裁選に出馬しなかったため、2025 年現在は総裁の地位にない。また石井氏も2024年に代表を辞任しているから2025年現在ではやはり代表の地位にはない。ちなみに、2024年10年13日に、草加駅西口で石井代表の街頭演説会が行われ、応援に岸田前総裁の後継である石破自由民主党総裁がかけつけている。

ということは、ポスターで予告された2025年の二人の街頭演説会は行われなかった公算が高い。もし実施されなかったとしたら、実現しなかった演説会のポスターなので却って価値が高くなるかもしれないが、そんなことはないか。

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[政治]

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