「ツィゴイネルワイゼン」を聴く
2024-12-28


早い夕食をとってから、さいたま市文化センターに出かけ、コンサートを聴いた。最初のプログラムは「ツィゴイネルワイゼン」であった。この曲を聴くのは久しぶりだ。最近、コンサートでヴァイオリンの技巧を聴くときにはどういうわけかラヴェルの「ツィガーヌ」が多い。もちろん「ツィガーヌ」も好きだが、「ツィゴイネルワイゼン」は昔から聴いていて、やはり私の演歌的な情緒に合う。「ミラシド」で始まる節はなんともかっこいい。独奏者は白の上下を着ていた。本当は白馬に乗って来たかったのではないかな。

私が初めて聴いたのはたぶん中央公論社の「世界の名曲」に収められていたアルテュール・グリュミオー(Vn)とイストヴァン・ハイデュ

の演奏だったと思う。ツィゴイネルワイゼンの名前で、とつぜん「イストヴァン・ハイデュ」を思い出したのは不思議である。
[演奏会]
[ミラシド]

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