岡部真一郎氏の訃報に接する
2025-02-24


少し前の話になるが、音楽学者の岡部真一郎氏の訃報を新聞で知った。65歳か、まだ若いのに、と本当に驚いた。

越谷市にはサンシティという会館があり、そこで、ティータイムコンサートというクラシックのコンサートが 1991 年から年に4、5回開催され、何と現在で201回を数えている。私が越谷市に越して来たのは1997年で、そのころから気に入ったプログラムは聞きに行っていて、たぶん20回ぐらいは行ったのではないかと思う。そのコンサートの場ではかならず岡部氏が司会をつとめていて、開幕のあいさつから休憩後の演奏者へのインタビューなど、うまく話を進めていってくださっていた。

一度、コロナ禍のために2020年からティータイムコンサートがほぼ1年、開催されなかったことがある。2021年に再開されたが、そのとき司会の岡部氏が1年ぶりの開催にあたって感極まり、涙声になっていたのを今でも覚えている。

最近は金がないのでティータイムコンサートも年に1度程度しか行っていないが、岡部氏の遺志を継ぐためにティータイムコンサートに出かける頻度を多くしようと思った。

なお、ティータイムコンサートのいわれは、休憩時間にコーヒー/紅茶/オレンジジュースのいずれかの一杯がサービスでふるまわれることからついたのだが、コロナになって以降、飲み物がふるまわれなくなったのが残念だ。

[音楽一般]

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