フォーレのパヴァーヌを思い出す
2021-12-30


前日は水を主題にフォーレとドビュッシー、ラヴェルの作品を列挙した。室内楽の分野ではこの3人が交わる作品がけっこうある。ヴァイオリンソナタ、弦楽四重奏曲、ピアノ・ヴァイオリン・チェロのための三重奏曲(トリオ)などがそうだ。どれも名作だが、ドビュッシーのトリオは残念ながら落ちる。まだドビュッシーらしさが出ていないようだ。

他の作品はあまり思い浮かばないのだが、ドビュッシーの「ベルガマスク組曲」の「パスピエ」が当初の表題が「パヴァーヌ」だったということを考えれば、ドビュッシーの「パスピエ」、フォーレの「パヴァーヌ」、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」が、それぞれの個性が対比できる作品群のように思える。フォーレのパヴァーヌは合唱つきの版と合唱なしの版があり、合唱ありの版で奏されるのは珍しい。以下の楽譜はかなり忠実にオーケストラの楽器を写している。上のメロディーパートのうち、冒頭ソロと上はフルート1、メロディーパートの下はクラリネット1である。ピアノ譜のうち、右手の長い音符はファーストヴァイオリン、後打ちはセカンドヴァイオリンとピアノ、左手はチェロのピチカートで、途中からコントラバスのピチカートが加わる。

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[合唱]
[フォーレ]

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