ウェルナーの教則本の誤植を見つける
2020-05-10


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前回はウェルナー教則本のオリジナルでの不整合を紹介したが、今回は日本語版の誤植を紹介する。
正しくは d であるべきところ、誤って cis になっているという、ただそれだけの誤植である。実はこの記載には気づいていたが、誤植だとは思っていなかった。ダウンとアップで同じ音型であるのが当然、と考えれば誤植には気が付くのだが、私はあえて同じ音型でないように作っておくことで、正しい指使いを弾くことを意識させているのだと思い込んでいた。改めてウェルナーの原本(といっても imslp のだけれど)を見て、日本語版を作った出版社が誤っていたのだとわかった。
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