機関車のヘッドライトを見て考える
2018-01-09


年を取ると、最近のことは忘れるのに幼い時のことは忘れない、ということが言われる。これから書くこともそんなことだ。
昔の小学生向けの学習雑誌に、自動車のヘッドライトは低い位置にあるのに電車のヘッドライトは高い位置にあるのはなぜか、という記事があった。自動車のは目の前の障害物を見るために低い位置にあって、電車のは遠くまで見渡せるように高いところにある、という解説があった。当時の国鉄の国電に代表される「平たい顔」の電車(正しくは国鉄103系電車)のヘッドライトは高いところにあった。その後の 203 系では下部(運転手の位置より下)に移り、上でも下でもどちらでもよいことがわかった。それにしてもこの年になってなぜこんなことを気にしているのだろうか。
[テクノロジー]

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